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【​水郷の町コンエック】

水没して島化した巨大樹林と、古い石造遺跡を利用した、水辺の町。

温暖湿潤な気候で、植生が豊か。

 

水路や川で近隣の町と通じており、交易の要の町として栄えている。

 

開拓の祖がカエル族であったため、今でもカエル族が多く住むが、多種多様な種族がスローライフを満喫している平穏な町である。

◆ 繁華街

 

地元の人たちに昔から愛されている飲食店が並ぶ通り。

 

近年では、観光客にも人気が出て、多くの人で日夜賑わっている。

 

地酒と水産物料理が名物。

 

元来、酒好きが多い土地柄のため、「お酒は適量を 楽しく飲みましょう」的なスローガンが掲げられている。

◆ 水車小屋

 

コンエックの生活エネルギーの動力源は水である。

 

豊富な水を用いて水車を回し、エネルギーを得ている。

 

水車小屋の水車守は、代々コケガエルの一族が担っていて、現在が何代目かは誰も知らないが、「苔爺」の愛称で呼ばれて皆に慕われている。

 

また、水車守のお手伝いとして、代々数体のTAMAGOがこの水車小屋に住んでいる。

◆ 将棋をする親方

 

ヒキガエルの与作之助は、皆には「親方」と呼ばれている。職業は大工。

 

怖い顔とは裏腹に、気さくで面倒見が良いので、子供にも好かれている。

 

そんな親方も、他の町人と同様に将棋が大好き。

 

仕事の合間の休みには其処彼処で始まる打ち合いにもちろん参加するが、決して強いとは言えない。

ヒト族の子供たちは、最近町に遊びに来るようになった。

 

この大陸ではヒト族は珍しく、大抵の者が初見だが、この町では良く馴染んでいる。

​ちなみに、見切れている右側にて親方の将棋の相手をしているのは、親方が「師匠」と慕う、この町一番の強棋士である。

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